登場キャラクター
・リヴァイ兵長(CROBI DOLL YS B type)
・美弥伽(MDD06番ヘッドカスタム)
・さくら(DD真宮寺さくら)
・さやか(ドールズのマスターである21歳大学3年生、一応女)
※色んなネタを詰め込み過ぎて長いです。
時間のある時に読んで下さい。
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美弥伽「さくらお姉ちゃんさくらお姉ちゃん!!」
さくら「んー?なんや?美弥伽」
美弥伽「我輩暇なのだ、さくらお姉ちゃんに遊んで貰いたいのだ!!」
さくら「おー、ええでー、丁度暇やったとこやしなー♪」
暇で仕方なかった美弥伽は同じく暇な軍人さん、さくらと一緒に遊ぶ事になりました。
さくら「んで、何して遊びたいん?」
美弥伽「我輩かくれんぼしたいのだ!!」
さくら「ええでええで、じゃぁ私が隠れるさかい、美弥伽は探してーな♪」
美弥伽「分かったのだー!!じゃぁ10数えるので隠れて欲しいのだ!!」
さくら「わかったー、ほな、いくでー」
遊び内容はかくれんぼ、さっそく遊び始めたようです。
美弥伽「いーーーーーち
にーーーーーい
さーーーーーん
しーーーーーい
ごーーーーーお
ろーーーーーく
しーーーーーち
はーーーーーち
きゅーーーーう
じゅーーーー!!!!!!!!!!!」
ぱっ
美弥伽「それじゃー探すのだ!!!!」
美弥伽「……………」
美弥伽「見つけたのだ」
美弥伽「……………」
ものの見事に
頭隠して尻隠さず
なさくら。
リヴァイ「………………」
そんな事はお構いなしにベッドの上で『竹取物語』を読むリヴァイ兵長。
リヴァイ「………かぐや姫、恐ろしい女だ
コイツに求婚した男共はことごとく酷い目にあっていく………」
※竹取物語を絵本でしか読んだ事ない人は分からないと思うのですが
原作はかぐや姫が男達に婚約の条件として無理難題を押し付けるので
それに挑戦した男達はみな酷い目にあってしまいます。死亡者まで出ます。
リヴァイ「…俺もかぐや姫みたいな女には引っかからない様にしよう
絶世の美女だろうが何だろうが死にたくねぇしな…」
30代オッサンが何か言ってます。
リヴァイ「……………?」
どうやら部屋のただならぬ雰囲気に気付いた様子。
リヴァイ「…おい美弥伽、どうした」
美弥伽「我輩、さくらお姉ちゃんと遊んでたのだ、かくれんぼして…」
リヴァイ「…なら探せばいいだろう」
美弥伽「もう見つけたのだ、開始0秒で」
リヴァイ「………あ?」
美弥伽「ベッドの下を覗いてみるのだ、お兄ちゃん…」
リヴァイ「………ベッドの下?」
リヴァイ(…さくらはベッドの下に隠れたのか?なら流石に0秒じゃ見つからないはず…)
リヴァイ「………」
ちょっと気になった兵長は美弥伽のいう通りベッドの下を覗いてみる事にしたようです。
リヴァイ「……………………」
美弥伽「……………と、言う訳なのだ」
リヴァイ「この女はバカなのか?」
美弥伽「バカなのだ」
リヴァイ「そういえばバカでアホでドジだとこの家では有名だったな」
美弥伽「なのだ」
リヴァイ「こいつ軍でちゃんと仕事出来てんのか?」
美弥伽「あやしい事だけは確かなのだ」
色々ボロクソ言われているさくらなのであった。
リヴァイ「……………おい、さくら、出てこい」
さくら「………シッ、今かくれんぼ中やねん、黙っててーな!!!」
リヴァイ「もうとっくに見つかってるぞ、頭隠して尻隠さず、見事に言葉の通りになっている」
さくら「……………えっ!!!!!!お尻でてたん!!??」
リヴァイ「ああ、尻ってよりは足が2本そろって仲良くな」
さくらはベッドの下から這い出て来てリヴァイがいる上を見上げました。
さくら「教えてくれてありがとぉ~、兵長さん!」
リヴァイ「それよりお前、軍での仕事は大丈夫なのか」
さくら「………へ?」
リヴァイ「そんなにドジでアホでバカで大丈夫なのかと聞いてるんだ」
さくら「何だかんだ大丈夫やでー!持前の丈夫さと運の良さで切り抜けてるんやー♪」
リヴァイと美弥伽は思った。
「それ、大丈夫って言わない」
と。
さくら「美弥伽ぁ、ごめんなぁ~、もう一回隠れるさかい、探してな?」
美弥伽「わかったのだ♪今度こそお願いするのだ♪」
さくら「じゃぁ数かぞえてー♪」
美弥伽「ラジャー、ブラジャーなのだ!!」
リヴァイ「さやか、そういえば床にお前のブラジャー落ちてるぞ、しまえ」
さやか「へーい」
リヴァイ「ちゃんと畳んでしまえよ」
さやか「あーい」
女としての恥じらいという物が日に日に、着実に薄れて行っているさやか。
部屋に下着が落ちてようが、それをリヴァイに発見されようがもはや全てがどうでも良い。
もう誰にも止められない。
堕ちるとこまで堕ちてゆく。
おっと話がそれた。
話題はかくれんぼである。
どうやら私がブラジャーを畳んでしまっている間に美弥伽は10秒数え終えた様子。
美弥伽「じゃぁ探すのだ♪」
美弥伽「……………」
リヴァイ「……………」
何も改善されていないどころかさっきと同じパターンである。
リヴァイ「………あいつに学習能力というものは備わってるのか?」
美弥伽「見ればわかるのだ、備わってないのだ」
リヴァイ「おいさやか、お前あいつのマスターだろ、どうにかしてやれ」
さやか「生命の危機に瀕してないし、そのままで良いんじゃない?」
リヴァイ「あいつ軍人だぞ、戦闘でいつか生命の危機に瀕するぞ」
さやか「でもさ、なんか大丈夫な気しない?」
リヴァイ「…する」
美弥伽「…同じくなのだ」
リヴァイ「こいつが進撃の巨人の世界の兵士じゃなくて良かった」
さやか「なんで?」
リヴァイ「…すぐ死んじまうだろうからな」
さやか「なんで?」
リヴァイ「どうせ壁外調査に立体起動装置を忘れて来るに違いない」
さやか「有り得るwwww超有り得るwwww」
リヴァイ「さらには馬も忘れて来るに違いない」
さやか「最初から徒歩wwww立体起動装置無しで徒歩で壁外wwwwwwww」
リヴァイ「笑いごとじゃないぞ」
さやか「でもさ、2回目だけどさ」
リヴァイ「………」
さやか「何か大丈夫そうな気しない?wwww」
リヴァイ「…する」
美弥伽「お兄ちゃん、もうあの女は駄目なのだ、我輩と遊んでほしいのだ」
なんかサラリと酷い事言ったな。
リヴァイ「…構わんが、またかくれんぼか」
美弥伽「かくれんぼはもう良いのだ、他ので遊ぶのだ」
リヴァイ「何か案はあるのか」
美弥伽「我輩は類い稀なる天才的な爆弾製造者、美弥伽」
リヴァイ「………」
美弥伽「今までも数多くの軍事施設を爆破してきた」
リヴァイ「………」
美弥伽「お兄ちゃんは知らないと思うので教えてあげるのだが」
リヴァイ「………」
美弥伽「我輩の猫耳、これ猫耳じゃなくて猫耳型の頭部接続USB(大容量記憶装置)なのだ
これで数万種類の爆弾の作り方を記憶し、製造出来るように設計されている」
リヴァイ「………」
美弥伽「なので我輩と爆弾勝負するのだ」
リヴァイ「………」
美弥伽「我輩がこの家のどこかに爆弾を仕掛ける」
リヴァイ「………」
美弥伽「制限時間は1時間」
リヴァイ「………」
美弥伽「お兄ちゃんは制限時間内に爆弾を見つけ、解除する」
リヴァイ「………」
美弥伽「解除出来ればお兄ちゃんの勝ち、家が吹き飛べば我輩の勝ち」
リヴァイ「………」
美弥伽「どうなのだ?」
リヴァイ「却下」